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【解剖 政界キーマン】枝野幸男・立憲民主党代表 東日本大震災の「体験」と「トラウマ」…存在感を再浮上させる戦略は? (1/2ページ)

 新型コロナウイルスは、野党第一党の立憲民主党も直撃している。政党支持率が急落し、野党第一党の座は日本維新の会がとって代わった。産経・FNN(フジニュースネットワーク)が4月11、12日に行った世論調査で、立憲民主党の支持率が3・7%、一方、日本維新の会は5・2%。他のマスコミ各社の世論調査でも、立憲民主党の支持率は2ポイントほど落ちている。

 「発信が足りないという声はいただいている」

 枝野幸男代表は記者会見でこう話した。

 これまでも何度も指摘してきたが、枝野氏はリアリストだ。現実的にベストと判断すれば、そこへ一気にかじを切る。昨年末から動き出した国民民主党との合流話は、「野党が一つの大きな塊を作るしかない」という、まさに現実的判断だ。覚悟を決めていた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表との一対一の協議では、「党名も政策も譲っていい」とまで譲歩した。しかし、玉木氏が飲み込まれることを憂慮し延期となった。

 今回、政党支持率が下がった理由について、立憲民主党幹部の一人は「新型コロナウイルスで独自性が出せていない。一方の日本維新の会は、大阪府で吉村洋文知事が先手先手で独自の対応をして、政府にもモノ申している」と分析している。

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