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【昭和のことば】田中角栄と周恩来を前にして語った毛沢東の言葉 けんかはすみましたか?(昭和47年) (1/2ページ)

 元衆議院議員、石井一の著作『冤罪』(産経NF文庫)を読んだ。ロッキード事件の闇の中に葬られたかたちとなった角さん(田中角栄元首相)の無念が聞こえてくるような本だった。

 後年、田原総一朗に「アメリカの虎の尾を踏んだ」と称された田中角栄氏の二大外交、それが資源外交と日中国交正常化である。標題のことばは、日中双方のリーダー、田中角栄と周恩来を前にして語った毛沢東のことばだ。たがいの胸筋を開いてけんかをしなければ、けっして仲良くはなれない。人間・毛沢東の大きさを表すことばである。

 この年の主な事件は、「グアム島で元日本兵横井庄一氏を発見」「連合赤軍、軽井沢浅間山荘に籠城(浅間山荘事件)」「明日香村高松塚古墳で極彩色壁画発見」「沖縄県発足」「イスラエルで日本人ゲリラ3人が自動小銃乱射」「『日本列島改造論』を発表、第1次田中角栄内閣成立」「運転時の『初心者マーク』の貼り付けを義務化」「パンダのカンカン・ランランが上野動物園へ到着」など。

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