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【勝負師たちの系譜】第47回将棋大賞 藤井聡太七段が初の3年連続勝率8割越え! 特筆はAIのエルモに「升田幸三賞」 (1/2ページ)

 前年度に活躍した棋士に贈られる将棋大賞の選考会が終わり、各賞が発表された。賞は選考部門と記録部門に分かれている。

 選考部門の「最優秀棋士賞」は昨年度、棋聖位を奪取、棋王と王将を防衛して三冠を維持し、なおかつA級順位戦で9連勝して名人挑戦を決めた、渡辺明三冠(2回目)に決まった。

 ライバルと言えば、竜王・名人の両方を持ち、昨年の最優秀棋士である豊島将之二冠だが、渡辺に棋聖、木村一基王位に王位を奪取されたこともあり、豊島は次点とも言える「優秀棋士賞」となった。

 「特別賞」には46歳で初タイトル獲得という、大記録を打ち立てた、木村一基王位。「敢闘賞」は昨年いきなり叡王・王座の二冠を奪取した、永瀬拓矢二冠の受賞が決まった。

 永瀬は叡王戦を4連勝、王座戦で3連勝と、まだタイトル戦無敗なのも、称賛すべき戦績であろう。

 また、若手棋士に贈られる「新人賞」には、棋王戦初参加にして挑戦者となった、本田奎五段が選ばれた。最近は優秀な若手が多いが、挑戦者となれば頭一つ抜けて当然の受賞である。

 記録部門は「最多対局賞」が佐々木大地五段の67局だが、「最多勝利賞」と「勝率第1位賞」は、どちらも藤井聡太七段が獲得した。

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