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もし首都直下地震が発生したら千代田・中央・新宿・港区は… (2/2ページ)

 ◆超軟弱な地盤でできた「溜池山王駅」の周辺地域

 1928年に埋め立てられた下水「赤坂川」は、さらに昔に存在した「赤坂溜池」の名残だった。「溜池山王」という駅名は、そこからきているとされる。超軟弱と評価される腐植土が数m堆積している。

 ◆揺れにくい「江戸前島」揺れやすい「日比谷入江」

 神田から銀座あたりまで突き出た「江戸前島」は、台地と比べ低地ではあるものの、周辺の埋め立て地よりは比較的揺れにくい。一方、日比谷入江埋め立て地は関東大震災(1923年)でも震度6以上の激しい揺れがあったとみられる。

 ◆川が「落ち合う」地点

 新宿区の北に位置する「下落合駅」周辺地域は、昭和に入るまで神田川と妙正寺川の合流地点だった。谷地形で揺れやすいのはもちろん、1999年に、自宅の地下室が豪雨によって浸水し、住人が亡くなる事故も発生している。

 ◆“東京タワーが倒れる”は大きな勘違い

 333mの高さを誇る東京タワーは、築年数の古さから危険なイメージを抱きやすいが、どれほど揺れても倒壊しないほど頑丈でしなやかに設計されている。ただし、真下では落下物の危険が。

 ◆古川が直角に蛇行する危険地帯

 古川がほぼ直角に蛇行する麻布十番駅南方は、水はけの悪さから腐植土が堆積しており、軟弱な地盤が指摘される。特に麻布十番から東麻布にかけての地域は、関東大震災でも震度7だったと推測される危険地帯。

 ※女性セブン2020年3月12日号

NEWSポストセブン

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