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観光地「京都」「大阪」「奈良」ガラガラ… 新型肺炎影響、ホテルは大幅70~80%値引き (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大で、京都、大阪、奈良など日本を代表する観光地に異変が生じている。中国など訪日外国人客数が大きく減り、ホテルの宿泊料金も暴落しているというのだ。

 「観光客が激減してびっくりしている。百貨店はガラガラで、中国語を一切聞かなかった。休日は道路も渋滞するが、今は空いている」と語るのは、京都市内に住む60代女性。

 同市内のホテル関係者は「中国側の渡航規制もあり、宿泊客のキャンセルが相次いだ。京都駅でもいつもより観光客の姿を見かけない」と肩を落とす。

 同市産業観光局の担当者も「もともと中国人観光客の利用が多かったホテルでは、急に相次いだキャンセルに困っているという声が聞こえてくる」と明かす。

 旅行ジャーナリストの大川原明氏は「京都市内では、清水寺など主要な観光地が中国人をはじめ訪日観光客から人気を集めていた。銀閣寺付近から哲学の道、平安神宮内の日本庭園などは静かで落ち着いて過ごせるところが魅力的だったが、最近はにぎやかすぎて落ち着けなかった部分もあった」と解説するが、様変わりしているようだ。

 同じく観光地として人気の奈良県も同様だ。東大寺や法隆寺でも「観光客が少ない」という声が聞かれる。奈良公園では名物の鹿せんべいももらえず、所在なげな鹿の数ばかりが目立つ。

 大阪市のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、人気の「ハリー・ポッター」のアトラクションも「平日とはいえ観光客も少ないからほとんど並ばなかった」というSNSへの投稿もみられた。

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