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【編集局から】忘れたころに…頻発する地震に「備える」大切さ

 地震が頻発しています。気象庁のホームページで震度3以上を検索してみると、今月に入ってからすでに10回。4以上も3回を数え、その3回の震源は茨城など北関東に集中しています。

 本紙でも、この連続する奇妙な揺れについて専門家に見解を求め、分析記事を掲載しましたが(3面)、東日本大震災以降、震度4どころか、全国どこでもM7級、東北・三陸沖では地震学上、先の震災の余震としてM8級が起きてもおかしくないことが指摘されています。

 列島の真下、その周辺で複数のプレートがぶつかり合い、火山国でもある日本は、地震とは切っても切れない関係を続けてきました。ただ、忘れたころに、と言われるように不意打ちで襲ってくるため、そのときの備えを先送りしがちなのも現実です。

 12月29日(日)発行の本紙「2020年新春特別号」では、地震科学探査機構(JESEA)の会長で、測量工学の世界的権威、村井俊治・東大名誉教授に、いま最も警戒しなくてはならないエリアを割り出してもらい、詳細に伝える予定です。

 非常時を生き抜くために、備えることの大切さを改めて意識していただければと思います。(宣)