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【朝日新聞研究】環境問題報道、日本を「悪者」にして、自分は「善人」を演じる朝日の大原則 (1/2ページ)

 朝日新聞が9月21日夕刊の1面をすべて使って、横に大きく「『地球を守る』学校スト 響かない日本」と見出しを付けた記事がある。これは同月23日から始まる国連気候行動サミットを前に、若者が政治家に気候危機への対策を求める世界一斉デモが20日に行われたが、日本の若者の参加が少なかったことを慨嘆して、積極的な参加を扇動した(=呼びかけた)ものといえそうだ。

 学校ストライキとは、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)が、授業をボイコットして国会議事堂前に座り込み、環境の危機を訴えたことから始まった運動である。欧米では大学や高校で続いているが、日本では広がっていないという。

 スウェーデンを旅行して環境問題に目覚めた、立教大学の女子学生は、大学でグレタさんの動画を上映して、プラスチックごみを減らそうと呼びかけたが、「聴講した学生から『何も思わない』『何が問題かわからない』と感想をぶつけられ、言葉を失った」という。

 しかし、欧米流のやり方が、世界的に通用しないことは、この記事自体が紹介している。英語圏の名称である「グローバル気候ストライキ」は、日本では「グローバル気候マーチ」にしているし、活動も放課後にした。そのほかの国でも、名称を言い換えた国は、いくつもあるようだ。

 11月28日夕刊では、1面で大きく「グレタさんの訴え 若者一歩ずつ」の見出しで、翌29日のデモへの参加を呼び掛けている。前回はデモ後の記事だったが、今回は事前に宣伝する記事になったわけである。

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