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「骨と皮だけの女性兵士」を禁断の行為に走らせる北朝鮮軍の内幕 (1/2ページ)

 両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によれば、今年の8月にこんな事件が起きた。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)252旅団3大隊1中隊1小隊2分隊に所属する兵士が、金正淑(キムジョンスク)郡の新上里(シンサンリ)にある農場の畑に忍び込み、トウモロコシを盗もうとしていた。

 しかし、折しも多発するトウモロコシ泥棒に備え、警戒にあたっていた農場の警備員に取り押さえられ、あえなく御用となった。連行された兵士はその窮状を訴えたという。

■性的虐待が横行

 「部隊ではトウモロコシの皮を取らないままに粉にしたもの以外、食べ物をもらえない。それすらも決められた量が配給されず、腹が減って夜も眠れない」

 最近の北朝鮮からは、こうしたエピソードが次から次へと漏れ伝わってくる。

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によれば、道内の清津(チョンジン)市に駐屯する高射銃部隊の女性兵士たちが、飢えに苦しんだ挙句、民家から盗みを働き、大問題になった。

 舞台となったのは道内の穏城(オンソン)郡だ。情報筋によれば、問題の女性兵士らはひどい栄養失調に陥り、体調を回復させるため一時的に隊を離れ、師団が管理する現地の農場に派遣されていたという。

 「女性兵士らは栄養失調でやつれ、ほとんど『骨と皮』だけに近い状態だったようだ。最初は地域住民に食べ物を分けてもらっていたが、それが出来なくなると盗みを働くようになった」(情報筋)

 軍における食糧不足は、非効率的な協同農場の運営、劣悪な道路事情による輸送時のロスに加え、軍幹部による横領も一因だ。幹部は国からまともな給料が支給されないため、兵士向けの食糧を横領、横流しすることで現金収入を得ている。

デイリーNKジャパン

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