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【勝負師たちの系譜】若手棋士の登竜門! フレッシュな顔ぶれが魅力の「新人王戦」 (1/2ページ)

 しんぶん赤旗主催の新人王戦は、若手棋士の登竜門とも言える棋戦。この棋戦の優勝をきっかけに一流棋士となった人は多い。

 現在の出場資格は、26歳以下の六段までの棋士、奨励会三段の成績優秀者、女流棋士4名とアマの赤旗名人となっていて、まさにフレッシュな棋戦である。

 ただし創設された1970年からの数年間は、棋士の数が少なかったせいか年配者も出ていて、第1期の決勝戦は山口英夫五段-橋本三治五段(いずれも当時)戦で、29歳と45歳の対決を山口が制した。

 出場資格のうち六段以下というのは、初期の頃から決められていたため、複数回新人王となった棋士は多い。3回優勝は、故森安秀光九段、森内俊之九段、藤井猛九段の3名で、2回は石田和雄九段や私を始めとして、かなりいる。

 特殊な例としては藤井(猛)のように、竜王を奪取した後でも六段だったため、新人王戦に出場し、優勝した例もある。優勝はタイトル並みに難しいと言われたものだった。その反対に、昨年優勝の藤井聡太七段は、トーナメントには四段で出場したものの、優勝した時には七段になっていて、一瞬で出場資格がなくなった棋士もいる。

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