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「逃亡犯条例」正式撤回へ 香港デモ収束せず

 香港の立法会(議会)の新会期が16日午前11時(日本時間正午)に始まり、政府は4カ月以上続く抗議活動の発端となった「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を宣言する。

 14日夜には、米議会に中国への圧力となる「香港人権・民主主義法案」の早期可決を求める集会が開かれ、主催者発表で約13万人が参加。黒色の服を着た若者らが米国国旗を振りながら「光復香港(香港を取り戻せ)」「マスクをしよう」などとシュプレヒコールを上げた。20日にも大規模デモが予定されており、混乱収束は見通せない。

 16日は政府トップ、林鄭月娥行政長官が施政方針に当たる「施政報告」を行い、その後、治安トップの李家超保安局長が改正案の正式撤回を宣言する。

 米下院は15日、「香港人権・民主主義法案」を可決した。近く上院も可決の見通し。(共同)