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北朝鮮が弾道ミサイル発射…島根県沖に1発落下 専門家「北は米の顔色をうかがい…核戦力を強め、誇示」 (1/2ページ)

 日本政府は2日朝、北朝鮮が同日午前7時10分ごろ、弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射したと発表した。1発は、島根県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる。北朝鮮による飛翔(ひしょう)体発射は9月10日に短距離2発を発射して以来で、今年5月以降11回目となる。

 「国連安全保障理事会決議違反であり、厳重に抗議し、強く非難する。引き続き、米国をはじめ国際社会と連携しながら、国民の安全を守るために万全を期す」

 安倍晋三首相は2日朝、官邸で記者団にこう語った。

 菅義偉官房長官は同日朝の緊急会見で、北朝鮮による弾道ミサイル発射をめぐり、「現時点で、航空機や船舶への被害報告は確認されていない」と語った。

 北朝鮮が、日本のEEZ内にミサイルを撃ち込んだのは一昨年11月以来。決して、許されることではない。

 安倍首相は、情報収集や国民への情報提供、航空機などの安全確認の徹底、不測の事態に備えた万全の態勢を取ることなどを関係者に指示した。国家安全保障会議(NSC)を同日午前9時15分過ぎから開いた。

 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は同日朝、東部・元山(ウォンサン)付近から日本海側に向けて飛翔体を発射した。韓国軍は昨日、建軍71周年の「国軍の日」を祝ったばかり。北朝鮮の動向を注視し、追加の発射に備えている。飛翔体の分析も進めている。

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