記事詳細

王位獲得!「中年の星」木村一基九段が初戴冠 46歳は史上最年長

 将棋の第60期王位戦7番勝負で豊島将之王位(29)を破り、4勝3敗で王位を獲得した木村一基九段(46)。17歳の藤井聡太七段や20代の若手が台頭する将棋界で「中年の星」が輝いた。

 46歳3カ月での初タイトルは有吉道夫九段(84)が1973年に達成した37歳6カ月を大幅に更新した。

 木村新王位は97年に23歳でプロ入り。名人への挑戦者を決める順位戦では最上位のA級に在籍。堅固な守りを得意とし、将棋会館の所在地から「千駄ケ谷の受け師」の異名を持つ。

 人当たりの良さや軽妙な解説が人気でファンも多い。7度目の挑戦での初戴冠に「まあ、うれしいです」とそっけなかったが、妻の支えについて聞かれると涙ぐむ場面もあった。