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日本より徹底的…金正恩氏の文在寅政権に対する「無視」戦術 (2/2ページ)

 一方、韓国メディアによれば、青瓦台(大統領府)は19日、平壌共同宣言について、「北から寧辺の核施設廃棄の提案が出たことと、(緊張緩和のための)軍事合意を結んだことが成果だ」と自賛したという。

 しかし、北朝鮮が弾道ミサイルをバンバン撃っている現状を考えれば、軍事合意がまともに機能しているかは疑問だ。それに寧辺廃棄の提案は米朝対話の進展がなければ実現せず、それが実現してもイコール非核化の実現ではないから、南北経済協力も始められるかどうかわからない。

 そういえば、文在寅氏は寧辺廃棄についておかしな解釈を披露し、米国から抗議の声が上がったことがある。

 文在寅氏は6月26日、国内外の通信社との書面インタビューで、「プルトニウム再処理施設とウラン濃縮施設を含む寧辺の核施設のすべてが検証の下で全面的に完全に廃棄されるなら、北朝鮮の非核化は後戻りできない段階に入ると評価できる」との考えを示した。これに対して米ホワイトハウスの関係者らが、「(文大統領とは)考えが同じでない」とし、不快感を示したのだ。

 文在寅氏とホワイトハウスの「ズレ」を垣間見せるエピソードは枚挙に暇がないが、金正恩氏はまず間違いなく、そうした動向をつぶさに観察している。その結果、「付き合っていてもロクなことがない」などの結論に達したことが、徹底した「無視」戦術につながっているのかもしれない。

 (参考記事:「何故あんなことを言うのか」文在寅発言に米高官が不快感

デイリーNKジャパン

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