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【日本を守る】米が日本を永久属領に…こんな“間抜け”な憲法を改正もせず 日本国民はそれほどたわけなのか?  (2/2ページ)

 武士道は戦うことが目的でなくなり、勝つことではなく、「死ぬ」ことに価値が与えられ、精神修養の哲学に退化した。

 江戸時代の庶民を涌かせた「忠臣蔵」は、吉良邸に突入する前に、正門前で大石内蔵助が山鹿(やまが)流の陣太鼓を高らかに打ち鳴らすのが、見世場となっている。四十七士は奇襲したはずだったが、奇襲となると王道に反した。

 明治維新が徳川体制を一新したから、才気ある人々が国を導いたが、日清、日露戦争に勝つと、自信過剰を患って江戸時代へ戻った。

 日本は先の対米戦争で、軍官が年功序列によったために、ボロ負けした。戦後、高度経済成長によって、世界第2位の経済大国となると、日露戦争後に似るようになった。

 日本国憲法が戦略思考を奪ったために、憲法が家康公の祖法(そほう=祖先から代々伝わる法)となってしまった。=おわり

 ■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書・共著に『フーバー大統領が明かす 日米戦争の真実-米国民をも騙した謀略』(勉誠出版)、『グローバリズムを越えて自立する日本』(同)など多数。

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