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【突破する日本】世界各国で「国防」は崇高な義務! 憲法改正で抑止力を高める (2/2ページ)

 安倍首相は自衛隊明記の自民党案について、「最善と考えるが、とらわれることなく、柔軟な議論を行っていく」(22日)と述べている。その自民党案だが、「9条の2」を設け、「前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として…自衛隊を保持する」とする。

 しかし、「妨げず」とすることで「前条」(9条1項・2項)を否定する印象を与え、「9条を空文化させる」との批判を招く。再考が必要だ。単純に「我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つため自衛隊を保持する」としてはどうか。

 憲法改正、特に自衛隊明記は安全保障の問題だ。自衛隊の法的根拠を強固にし、憲法上の正統性のある防衛組織にする。こうして抑止力を高めるのだ。反対する理由はどこにあるのか。=おわり

 ■八木秀次(やぎ・ひでつぐ) 1962年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学院政治学研究科博士後期課程退学。専攻は憲法学、思想史。第2回正論新風賞受賞。高崎経済大学教授などを経て現在、麗澤大学教授。教育再生実行会議委員、フジテレビジョン番組審議委員、日本教育再生機構理事長など。法制審議会民法(相続関係)部会委員も務めた。著書に『憲法改正がなぜ必要か』(PHPパブリッシング)、『公教育再生』(PHP研究所)など多数。

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