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【永田町・霞が関インサイド】世界が羨望する日米首脳の「親近感」 それに比べて貿易戦争終結ほど遠い米中首脳 (1/2ページ)

 報道されていない20カ国・地域(G20)首脳会合に関するエピソードを紹介する。

 安倍晋三首相は6月28日午前、ドナルド・トランプ米大統領と会談した。首脳会談前の恒例の写真撮影の時だった。両首脳は日米両国の国旗を前に立ち、にこやかに握手した。トランプ氏は握手しながら左手を安倍首相の左肩に乗せて抱き寄せた後、軽く肩をたたくシーンがあった。

 それは、トランプ氏が自身のツイッターに投稿したG20ハイライト動画で確認できる。日本ではこうした光景は「上から目線」の印象を与えるかもしれない。

 だが、米国ではまったく違う受け止め方となる。父が息子に見せる典型的な愛情表現のしぐさである。息子の卒業式や誕生日の記念写真でよく見られる。

 ここから転じて、「信頼」「友情」「愛情」などの気持ちを表現するものとなっている。上下関係や上目遣い的な意味合いはなく、純粋に「家族愛」、あるいは「男同士の親近感」を表すものである。

 トランプ氏がツイートしたということは、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を含めて、世界各国の指導者が見ていることを意味する。何をしでかすか想像すらできないトランプ氏のハートをわしづかみしている安倍首相を、彼らがうらやましがっているのは事実だ。

 そこで、トランプ氏のG20での他国首脳との握手をチェックしてみた。

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