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習近平氏訪朝で… お互い窮地の中国&北朝鮮「血の友誼」盟約で米と全面対決か!? 識者「困った時ほど強硬な姿勢をとる」 (1/3ページ)

 窮地の中朝両国が「対米強硬路線」で盟約を結ぶのか-。中国の習近平国家主席が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の招きに応じ、20、21日に同国を公式訪問する。習氏は来週末、大阪で開かれるG20(20カ国・地域)首脳会合に出席する予定だが、米中新冷戦で政治的、経済的に追い込まれつつあるうえ、香港での大規模デモへの流血制圧で中国の国際的イメージは急速に悪化した。北朝鮮も国際的制裁に苦しんでいる。ドナルド・トランプ米政権主導の「共産党独裁国家による覇権阻止」や「北朝鮮の非核化」の行方が注目されそうだ。

 「中国と北朝鮮が『血の友誼』と呼ばれた同盟関係を誇示し、米国との全面対決路線をとる可能性がある」「習氏は『開放改革路線』を逆転させるつもりではないのか」

 国際政治学者の藤井厳喜氏は、習氏の訪朝について、こう語った。注目の分析は後述するとして、中国と北朝鮮は17日、この件を電撃的に発表した。

 中国共産党の党外交を推進する中央対外連絡部(中連部)の胡兆明報道官は17日夜、「中朝国交樹立70周年にあたり、両国関係の前途を開拓する重要な意義がある」と語った。

 中国主席の訪朝は2005年10月の胡錦濤氏以来14年ぶりで、習氏が13年に国家主席に就任してから初めて。共産党は朝鮮半島問題の政治的な解決に向けた「新たな進展」を獲得すると強調した。

 北朝鮮も同日夜、国営朝鮮中央通信が、正恩氏の招待で習氏が北朝鮮を訪問すると発表した。

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