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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】人間の作り出した「フロン」がオゾン層を破壊する… 中国東北部から著しい放出 (1/2ページ)

 ようやく止まりかけていたオゾンホールの拡大が、思ったよりも遅くなりそうだ。中国のせいである可能性が強い。

 オゾンは、もともと総量が空気の0・03%しかない気体だ。地球上空で薄いベールのように地球を覆っている。このオゾン層が太陽から来る紫外線をさえぎってDNAを壊さないおかげで、人間やすべての生物が暮らせているのだ。

 地球上に生命が生まれたのは35億年前だが、多くの期間は海中でしか暮らせなかった。海中ならば紫外線が入り込めないからだ。オゾンがゆっくり増えてきて、ようやく生物が陸上に住めるようになったのは4億年前にすぎなかった。

 南極上空にあるオゾンに穴があいていて「オゾンホール」ができているのが発見されたのは1980年代になってからだった。日本と英国の南極観測隊が別々に見つけた。それ以来オゾンホールは拡大し続けて、いまや南極大陸の面積の2倍にもなっている。穴があかないまでも、全地球でオゾンが減少している。

 じつは、このオゾンの減少は人間のせいだ。「フロン」を大量に使い、そのフロンが上空のオゾンを壊してしまったのだ。

 もともと地球にはなかった「フロン」を発明したのは人類だ。冷蔵庫やカーエアコンの冷媒、ヘアスプレーなどのスプレーに広く使われたほか、発泡剤として建材やクッションにも使われた。使われたあとフロンが上空に上がっていってオゾンを壊していた。

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