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令和へつなぐ、いにしえの響き 「海道東征」が聴衆を魅了

 天皇陛下ご即位30年奉祝コンサート「交声曲『海道東征』」(産経新聞社主催、神社本庁共催)が12日、東京都豊島区の東京芸術劇場コンサートホールで開かれ、勇壮な管弦楽と華麗な声楽の響きが約2000人の聴衆を魅了した。

 「海道東征」は神武天皇即位を紀元とする皇紀2600年の奉祝曲として、昭和音楽史の礎を築いた作曲家の信時潔(のぶとき・きよし)と詩人の北原白秋によって昭和15(1940)年につくられた。日向・高千穂宮(現宮崎市)を発(た)ち東征を成し遂げた神武天皇の足跡を再現しており、「高千穂」「大和思慕」など8章で構成されている。

 今回の東京公演では大友直人さんが東京フィルハーモニー交響楽団を指揮し、ソプラノ歌手の幸田浩子さんらが歌声を披露。聴衆は、日本建国神話が格調高く描かれた楽曲に聞き入っていた。