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「市外局番+119」通じず…故郷の両親をどうやって助ける? 自民・長峯氏が実体験から問題提起 全国規模の対応必要 (1/2ページ)

 故郷で暮らす高齢の親が急病になった場合、都市部に住む子供たちは119番で救急車を実家に呼ぶことができるのか。意外と知られていない緊急時の現実が、18日の参院予算委員会で取り上げられた。65歳以上の高齢者による「単独世帯」と「夫婦のみ世帯」は1400万世帯以上(内閣府2016年調査)もあるが、全国規模のさらなる改善が求められそうだ。

 注目すべき質問は、自民党の長峯誠参院議員(宮崎選挙区)が始めた。長峯氏の妻が数年前、宮崎県都城市の家で長崎市に住む義母と電話をしていた際、電話口の義母の容体が急変したという。

 一刻を争う緊急時に、長峯氏らは119番をし、都城の消防本部に「長崎市の消防への出動要請をお願いしたい」と依頼した。だが、「そんなシステムにはなっていない」と断られた。長崎の消防本部の番号を聞いたが、「把握していない」との対応だったという。

 そこで、電話をいったん切り、長崎市の市外局番「095」に続けて「119」と押してみたが、電話はつながらなかった。結局、長崎の知人に連絡して救急車を手配してもらい、義母は事なきを得たという。

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