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「安倍4選」6割反対も…ポスト安倍「いない」 自民支持層は6割が「4選賛成」 産経・FNN合同世論調査

 自民党幹部から、安倍晋三首相の「総裁連続4選」論が浮上するなか、興味深い調査結果が公表された。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査(16、17日実施)によると、4選に「反対」は59・3%で、「賛成」は31・1%だった。ただ、自民党支持層では、6割近くが「賛成」と回答し、「ポスト安倍」の具体的名前については、7割近くが「いない」と答えた。「安倍4選」の可能性が出てきた。

 安倍4選論は、二階俊博幹事長が12日の記者会見で「今のご活躍からすれば十分あり得る」と発言して、一気に波紋が広がった。党則では、総裁は「連続3期9年まで」とあり、安倍首相の総裁任期は2021年9月までだ。

 合同世論調査では、6割近くが安倍4選に「反対」したが、総裁選に関係する自民党支持層に限ってみると、「賛成」が57・4%で、「反対」は33・2%と、賛否が逆転した。

 現時点で「ポスト安倍」候補としては、先の総裁選で敗れた石破茂元幹事長や、岸田文雄政調会長、加藤勝信総務会長、河野太郎外相、野田聖子衆院予算委員長らの名前が取り沙汰されている。

 調査で、安倍首相の実績を超えることができると思える現職国会議員で、具体的な名前を挙げられる議員がいるかと全体に聞くと、「いない」が68・4%で、「いる」は21・3%だった。

 「ポスト安倍は自分だ」と自称する枝野幸男代表が率いる立憲民主党の支持層を見ても、ポスト安倍は「いない」が56・3%が答えた。

 2年後を予想するのはまだ早いが、永田町の人材難を象徴するような調査結果といえそうだ。

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