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施工不良指示のレオパレス創業者 過去には不正流用疑惑で退任

 賃貸アパート大手のレオパレス21が、外部調査委員会による施工不良問題の中間報告を発表し、建築基準法を満たさない可能性がある部材を使った背景に、創業者の深山(みやま)祐助氏(73)が社長時代に指示していたと指摘した。

 中間報告では、社長の直轄部署である商品開発部門が「法令や品質を軽視していた」と指摘したが、レオパレス側は深山氏が仕様と異なる部材を使うよう指示したものの悪意はなく、国の認定を取るなど手続きを怠ったと説明した。

 深山氏は現社長の英世氏のおじで、1973年に不動産仲介業を創業。85年「レオパレス21」の販売事業を開始し、会社を急成長させた。30年以上トップに君臨したが、2006年に共済事業で顧客から徴収した資金計約48億円を自身や知人企業などに貸与した私的流用疑惑で辞任した。

 現在、会長を務める別の不動産関連会社のサイトで、ホテルが予約しづらい現状に触れ、《泊まるところがなければビジネスに支障が出る》と語る深山氏。転居を迫られるレオパレス入居者にも重大な支障が出ている。

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