記事詳細

【日本-ポーランド国交樹立100年 蘇る美しき絆】両国の絆は「日露戦争」にさかのぼり… ポーランド独立を支援した明石大佐 (1/3ページ)

★(1)

 2019年は「欧州随一の親日国家」ポーランドとの国交樹立100年の記念すべき年である。日本ではあまり知られていないが、両国の絆は日露戦争(1904年)にさかのぼる。

 当時、ロシア帝国の支配下にあったポーランドにとって、日本がロシアと事を構えれば、独立回復のチャンスでもあった。日露戦争が勃発するや、2人のポーランド人が日本を訪れた。

 一人は、後に初代国家元首となるポーランド社会党の活動家、ユゼフ・ピウスツキ。もう一人は、穏健派のポーランド国民連盟の代表、ロマン・ドモフスキだった。

 ピウスツキは「ポーランド軍団」を創設して、日本軍とともにロシアと戦う案を持っていた。ロシア軍の中のポーランド人兵士の投降や、破壊活動やサボタージュなども申し入れた。当時、極東のロシア軍の中には多数のポーランド人がいた。戦闘の重大局面での彼らの離反は、ロシア軍に痛手となったはずだ。

関連ニュース