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「五輪おじさん」山田直稔さん死去、92歳 64年東京から過去15大会で現地応援

 1964年の東京五輪以来、15大会で現地応援に駆けつける「オリンピックおじさん」として知られた山田直稔(やまだ・なおとし)さんが9日に心不全のため死去していたことが分かった。92歳。葬儀は近親者で行った。お別れの会は4月16日午後2時、東京都江東区の東京木場ホテルで。喪主は妻、倫栄(みちえ)さん。

 山田さんは富山県出身。ワイヤロープの加工を手がける企業や、ホテル事業を手がけるかたわら、金色のシルクハットに羽織はかま、日の丸扇子で五輪会場に駆けつけ、声援を送る姿が話題を呼んだ。

 64年の東京大会で初観戦して以来、2016年のリオデジャネイロまで夏季大会を連続14回観戦、1998年の長野冬季五輪を含めると15大会で応援した。

 68年のメキシコ五輪の日本人選手団入場の際に、メキシコの観客が声援を送ってくれたことに感動したことをきっかけに五輪の応援を続けるようになったという。

 2020年東京五輪にも観戦に意欲を見せていたが、かなわなかった。