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【新・カジノ情報局】赤のみ連続28回…どうして“奇跡”が起きるのか? (1/2ページ)

★大人が少年に返る場所(4)

 話は前回の続きである。2000年9月、ベラージオのルーレットで、まさかの出目が連発した件だ。出目の全容は前回掲載した通りで、30回のゲームのうち、赤ばかり28回出たうえ、25回がたった6個の数字で占められていた。多く出た順に並べたものが【図1】である。

 さらに【図2】を見ていただきたい。これは出現回数上位6つの数字を回転盤上に示したものだ。いかに特定の数字に集中しているかがわかる。

 アメリカンルーレットは0から36まで38個の数字があるので、6つといえば約6分の1、全体の16%弱でしかない。それが出目の80%以上を占めているのだから普通ではない。

 でも、だからといって、何か不正なことが行われているというわけではない。そんなことをしたら即刻営業停止に追い込まれるし、カジノやディーラーには何の得にもならない。

 ではなぜ、こんな出目が生まれるのだろうか。それを解くカギが一つある。ルーレットでこうした奇跡の出目が出るのは、少なくともぼくの経験では、主にラスベガスやカナダ、または伝統あるヨーロッパのカジノに限られているということだ。

 シンガポールなどアジアの新興カジノではこうした出目はほとんど見たことがなく、むしろバラバラに出るのが当たり前だ。

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