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慌てた!?米朝会談の決裂直後に金正恩氏が譲歩案…米は応ぜず (1/2ページ)

 【ワシントン=住井亨介】米CNNテレビは6日、物別れに終わった2月末の米朝首脳会談で、トランプ米大統領が交渉を打ち切った後、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が新たな提案を崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官を通じて米代表団に伝えていたと報じた。

 報道によると、提案は会談2日目の2月28日にトランプ氏が滞在先のホテルを出発する準備をしていたころに行われ、寧辺(ニョンビョン)の核施設廃棄の見返りに制裁の一部解除を求める内容だった。米側が廃棄する対象範囲が不明確だと問いただすと、金氏は再び崔氏を通じて「寧辺のすべて」と回答したが、米側は交渉再開に応じなかった。解除する制裁の範囲やペースをめぐって隔たりが解消できなかったとしている。

 米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は6日、ワシントンで外務省の金杉憲治アジア大洋州局長、韓国外務省の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と協議。米当局者は協議について「北朝鮮の非核化に向け、継続的で協調的な取り組みについて話し合った」と説明した。

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