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交渉の切り札は「地下資源開発」 トランプ氏「北朝鮮は非核化で経済大国に」 米朝首脳再会談 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は27日夜から、ベトナムの首都ハノイで、2日間の米朝首脳再会談に臨む。「北朝鮮の非核化」と「制裁解除」をめぐる攻防が注目されるが、北朝鮮経済の「潜在力」も見逃せない。鉱物資源が豊富で、市場価値は約370兆円に上るとの推計もある。日本には統治時代の詳細情報があり、最新の採掘技術も持つ。「拉致問題解決」のためにも、北朝鮮との交渉カードに使うべきという識者もいる。

 「完全な非核化を行えば、北朝鮮はたちまち経済大国になることができるだろう。それ(非核化)がなければ、これまでと同じだ。金委員長は賢明な決断をするだろう」

 トランプ氏は25日、ツイッターにこう投稿した。

 世界が注視する首脳再会談は27日夜、短時間の会談と夕食会からスタートする。不動産王でもあるトランプ氏は経済発展もカードにして、正恩氏を説得するとみられる。

 世界的投資家も北朝鮮経済に期待を寄せる。

 韓国紙、中央日報(日本語版)は昨年12月7日、韓国経済新聞が実施した投資家、ジム・ロジャーズ氏の「北朝鮮の改革と開放は投資家には非常に大きなチャンスになるとみている」というインタビューを掲載した。

 ロジャーズ氏が指摘するように、北朝鮮は鉱物資源が豊富なことで知られる。黒鉛や鉄だけでなく、ハイテク製品の製造に必要なレアアースも含まれているとされる。

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