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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】米朝、米中…日本の命運左右する“正念場”に野党は「統計不正」吠え続け (1/3ページ)

 世界は来週、2つのヤマ場を迎える。いずれも「日本の命運」を左右するのは必至だ。にもかかわらず、野党は国会で統計不正問題にかかりきりだ。それでいいのか。

 1つ目は米朝首脳会談である。ドナルド・トランプ米大統領は27、28日、ベトナムの首都ハノイで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と2回目の会談をする。昨年6月にシンガポールで開いた初会談は、はっきり言って「失敗」だった。

 なぜなら、正恩氏は「非核化」を言ったものの、肝心の「いつまでに、どのようにして」については無回答だったからだ。子供の宿題も同じだが、「いつまでに」という期限がない約束は意味がない。永遠に先延ばしできるのだ。

 加えて、「どのように非核化するか」も決めなかった。米国はその後、核施設の申告を求め続けたが、北朝鮮は「核実験場を爆破した。だから制裁を緩めろ」と反論し、物別れが続いている。

 確かに、北朝鮮は核実験を停止し、ミサイル発射も中断している。だからといって、「核・ミサイル開発」をあきらめたわけではない。

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