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トランプ氏「非核化」に自信も…北は核ミサイル“隠蔽”か 国連機密報告書が指摘 CNN報道

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の首脳会談が27、28日、ベトナムで行われることになった。一般教書演説で日程を発表したトランプ氏は「非核化」実現への自信をのぞかせたが、国連安全保障理事会の機密報告書では、北朝鮮が核・ミサイル兵器を隠すため移動したと指摘している。安易な取引は危険だ。

 「朝鮮半島の平和に抜けた歴史的な取り組みを引き続き推し進める」「私と正恩氏との関係は良好だ」

 トランプ氏は5日、上下両院合同会議で行った一般教書演説でこう述べた。

 2回目の米朝首脳会談に向け、トランプ政権は着々と準備を進めている。国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表は6日、北朝鮮入りした。会談での議題などについて、北朝鮮当局者と実務協議を行ったとみられる。

 昨年6月の米朝首脳会談で正恩氏が「朝鮮半島の完全な非核化」を約束した後も、核・ミサイル兵器廃棄は進んでいない。それだけに、トランプ政権としては今月の会談で、具体的措置を引き出したい考えだが、北朝鮮が応じる保証はない。

 米情報機関では、北朝鮮に非核化の意思があるのかについて強い疑念があり、国連も同様の懸念を抱いている。

 米CNNテレビは6日、国連安保理の機密報告書で、北朝鮮について「国内の核・ミサイル兵器を移動させて米軍による攻撃を受けないよう隠していると指摘した」と報じた。

 報告書について、国連当局者の1人は「北朝鮮が一貫した傾向のもとで核・ミサイル兵器の製造、保管、試験のための施設を分散させている証拠を示すものだ」と話したという。

 国際社会は長年、北朝鮮にだまされ続けてきた。今度こそ安易な妥協は許されない。

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