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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】身近で感じたシリア紛争の恐怖 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 シリアの紛争については、常に私たちはニュースなどでその惨状を伝え聞いていますが、私のようなロシアの普通の人々にとっては、決して遠い世界の話ではありません。

 これは私の身近にあったシリアに関する普通の人々のお話です。

 それは去年の夏のことでした。私の幼なじみ、今は同じくエカテリンブルグに住む親友、エレナからの電話を取った私は彼女の震える声を聞いて緊張が走ったのを、今でも覚えています。

 エレナは私に言いました。“私の兄がシリアに行くことになった”と。彼女の一番年上の兄は33歳、ロシア軍の将校でした。彼のシリア行きまでの猶予は3日間。荷造りをする彼の妻子や親戚らは危険な旅を想像し、心は沈んでいました。

 そして、彼は正確にいつ帰宅するかさえも言えずに、シリアの任地へと旅立って行きました。

 しばらくすると、シリアに着いたエレナの兄から連絡が来ました。シリアでも電話やインターネットは繋がったようで、彼女は私にその時の事も話してくれました。

 “久しぶりに兄の声を電話越しに聞いた時、私は涙が止まらなかったわ。兄はいつも会話中に私たち家族を和ませてくれたの”

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