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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》日露首脳会談…北方領土解決は桜の花が咲く前に… (1/2ページ)

 春といえば、桜。しかし、北海道は2月から250万人規模の観光客が世界各国に訪れる雪祭りが始まるなど、真冬の最前線。桜便りもさらに半年近く待たなければならないが、この寒さだからこそ、春の訪れが待ち遠しい。一足、いえ“二足”も“三足”も早い桜に思いをはせたい。

 北海道でなじみのある桜といえば、本州の代表的なソメイヨシノではなく、エゾヤマザクラだ。寒さに強く、色も鮮やかな濃いピンク色だ。寒さに強く、葉と一緒に花が咲く。

 正直にいえば、北海道に赴任してから春が物足りなかった。一斉に咲き誇り、そして散る満開のソメイヨシノがなつかしくてならない。ソメイヨシノは接木で増やすため、どの木もすべて同じ遺伝子配列を持つクローン。だからこそ同じ時期に花を咲かせる。花が散ってから葉が生えてくるため色も満開のときは白銀色。刹那的で目をつむってもその残像が残る。毎年、東京の千鳥ヶ淵公園の桜を見にいっていた。

 もちろん、北海道にもソメイヨシノはある。津軽海峡を渡った函館市の五稜郭公園。松前公園…。北限は石狩市の戸田記念墓地公園。美唄市の東明公園…。

 2年目で戸田記念墓地公園でソメイヨシノを見たときにはなつかしさで胸がいっぱいになった。

 しかし、赴任期間も長くなり4年。徐々に、ソメイヨシノを見ないことへの寂しさが和らいできた。その理由に一つの出来事があった。