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【ぴいぷる】子孫に送る、国を築き守った日本人の姿 百田尚樹さん「日本国紀」 盟友・有本香氏がベストセラーの秘密に迫る! (1/3ページ)

 「僕、日本史の本を書こうと思うんやけど、どう思う?」

 作家、百田尚樹さんからこう訊かれたのは一昨年の夏だった。私は即座に「ぜひ、お願いします。百田さんの書かれる日本史なら、私が真っ先に読みたいので、よろしければ編集を手伝わせてください」と申し上げた。

 このときから、畏友の一人だった百田さんの編集者という新たな役割ができ、約1年半後に『日本国紀』(幻冬舎)が上梓されるまでの間、伴走させていただいた。

 『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』の著者が書く日本史なら、日本人のための、まさに「ジャパン・ファースト」の歴史の本となるに違いない。こう期待したのは私だけではなかった。『日本国紀』はおかげさまで、昨年11月の発売から約2カ月で60万部発行のメガヒットとなった。

 百田さんが日本史を書こうと思い立ったきっかけの1つは、かねてから交流のある、米カリフォルニア州弁護士、ケント・ギルバート氏との対談だった。

 「対談のときに、ふと、ケントさんに『アメリカの歴史教育はどんなものか』と聞いたのです。するとケントさんが『アメリカの歴史教育は、それを学んだ子供たちの誰もがアメリカを好きになり、アメリカに生まれたことを誇りに思う、そんな教育です』と言われたんです。それを聞いて、なんと素晴らしいことかと思いました。父祖の歩みを知り、感謝と尊敬の気持ちを持つ。僕らの国にも、そんな歴史の本があればいいのに、と思ったんです」

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