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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】不気味!大断層「中央構造線」が活発化 鹿児島、熊本、大分、四国北部を抜け、長野県まで達し (1/2ページ)

 不穏な年明けだった。まだ松の内だというのに、さる3日夕、熊本で震度6弱の地震があった。昨年の漢字は「災」だった。今年こそ平穏な年を、と思っていた人々を地震が裏切った。

 地震には2種類があり、ひとつは海溝型地震、もうひとつは直下型地震である。

 前者には東日本大震災(2011年)を起こした東北地方太平洋沖地震(マグニチュード=M=9・0)がある。新年早々の熊本の地震は後者である。そのほか、阪神淡路大震災(1995年)、昨年6月の大阪北部地震、9月の北海道地震がある。

 この2種類の地震は起きるメカニズムが違う。

 海溝型地震は、日本列島を載せているプレートに海洋プレートが衝突してくることで起きる。それゆえプレートが毎年動いてくる分だけ、地震を起こすエネルギーがたまっていっている。そして岩が我慢できる限界を超えたら大地震が起きる。つまり毎年地震に近づいているのだ。起きる場所は多くの場合、太平洋岸の沖である。この地震はM8クラスか、もっと大きくなる。

 南海トラフ地震は海溝型地震のひとつで、これから起きるに違いない。いまの学問では「いつ起きるか」を知ることは不可能だが、地震に近づいていることは確かだ。

 他方、直下型地震は違う。これは日本を載せているプレートがねじれたり、ゆがんだりして起きるもので、どこで起きるのかは、いまの学問では分からない。繰り返しがあるのかどうかさえも分かっていない。日本のどこにでも起きる可能性がある。

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