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“激やせ”ゴーン容疑者が大反論! 「私は無実だ」「不当に勾留されています」 (1/3ページ)

 「I am innocent(私は無実だ)」。日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)=会社法の特別背任の疑いで再逮捕=が8日、勾留理由開示手続きのため東京地裁に出廷し、約10分間の意見陳述で容疑を全面的に否認した。昨年11月の逮捕以来、50日ぶりの公の場となったゴーン容疑者は、体重が約9キロ減ったとされるが、厳しい眼光で熱弁を振るった。今後の裁判戦略や日産・ルノーににらみをきかせる狙いもうかがえる一方、発言が「落とし穴」になるとの見方もある。

 午前10時半。傍聴人で満席の425号法廷に手錠姿のゴーン容疑者が入廷した。紺のスーツに白いワイシャツでノーネクタイ、サンダル履き。白髪交じりでほおはこけ、やつれた印象だが、眼光は鋭い。手錠を外された後、落ち着かない様子を見せ、傍聴席に視線を向けることもあった。

 フランスとレバノンの駐日大使も傍聴するなか、多田裕一裁判官から名前を聞かれると「カルロス・ゴーン・ビシャラ」とはっきりした口調で答えたゴーン容疑者。

 意見陳述で「捜査機関にかけられている容疑がいわれのないものであると明らかにしたい」と英語で書面を読み上げた。

 ゴーン容疑者は、日産の経営に関わってきたことに関し「日産に心からの親愛と感謝の気持ちを持っている。全力を尽くして、公明正大かつ合法的に業務を推進してきた」と強調した。

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