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【室谷克実 新・悪韓論】米朝戦争なくとも19年は韓国“激乱”の年 近づく文在寅政権の「黄昏」 (1/2ページ)

 2019年は、米国と北朝鮮との戦争はないとしても「韓国“激乱”の年」になるのは確実だ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の黄昏(たそがれ)入りだ。

 「北朝鮮の非核化」問題が小康状態になったため、日本は宿痾(しゅくあ)の「平和ボケ病」の症状を顕現化させている。だから「戦争」という言葉を聞いただけで嫌悪するかもしれない。

 しかし、非核化問題の深部は違う。在韓米軍撤退=米韓軍事同盟解消に向けた動きが静かに進んでいる。

 在韓米軍撤退とは、実は米国による対北朝鮮攻撃の開始に直結する。

 朝鮮半島の軍事境界線の北部には、北朝鮮の長距離砲列がある。米韓軍事同盟がある状態で米北開戦となれば、北は韓国を攻撃する。それは、韓国の一般国民の大量死に直結する。だから、米軍は北朝鮮を攻撃できない。

 だが、米韓軍事同盟が解消され在韓米軍が撤収したら…北は韓国を攻撃するわけにはいかない。逆に米国は“心置きなく”北を攻撃できる。

 そういう見極めがあるのかどうか。文在寅政権は、米韓連合軍に関する戦時作戦統制権の奪還交渉を進めている。

 常識的な話として、誇り高く、かつ最新兵器を持つ米軍が、韓国軍の指揮下に入ることがあり得るのか。

 しかし、米国は「戦時作戦統制権をよこせ」という韓国の要求に対して肯定的に対応している。それ自体が実は「在韓米軍撤退=米韓軍事同盟解消に向けた動き」と見るべきではないのか。

 もしかしたら、韓国軍部への「それが嫌なら、従北左翼政権に対するクーデターを起こせ」との誘惑なのかもしれない。

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