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【高橋洋一 日本の解き方】2019年、異次元の好景気は実現できる! 首相が消費増税で「君子豹変」、歳出拡大実施継続のシナリオ (1/2ページ)

 2019年の日本経済はどうなるのか。まず、カレンダーを見てみよう。1月に通常国会召集、2月中旬に18年10~12月期国内総生産(GDP)速報値発表、3月中に来年度予算案成立(見込み)、4月上・下旬に統一地方選挙が予定されている。

 5月1日は改元、同月中旬に19年1~3月期GDP速報値が発表されるほか、5~6月トランプ大統領訪日予定、6月中に通常国会会期末、6月末に大阪での20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれる。そして7月参議院選挙、10月に消費増税予定となっている。

 このようなスケジュールは竹下登元首相にちなんで「竹下カレンダー」ともいわれる。こうした日程を見ながら政治判断を行い、そして政治力を高めるためにイベントを盛り込み、スケジュールそれ自体さえも決めるのだ。

 1月に国会が召集されるが、提出法案は少なくなるだろう。6月に衆院解散の選択肢を残すためだ。7月の参院選の勝利のためにはダブル選もありえる。もちろん、10月に予定されている消費増税の最終判断もその前に行われるはずだ。

 19年の経済予測は、10月の消費増税に関する最終判断が行われていない状態では難しい。

 しかも、19年度予算が成立すると思われる3月末までは、安倍晋三首相も「予定通り増税」と言わざるを得ない。「君子豹変」する実務的なタイミングは4、5月までだが、今の段階では誰も読めない。

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