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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「聖」》札幌の「聖なる夜」を吹っ飛ばす爆発火災 (1/2ページ)

 ボスッ。

 16日午後8時半ごろ。札幌市の大通り公園近くにある事務所にいたところ、重いものがコンクリート地面に落ちたような音がした。

 なんだろう。

 5階の窓から外をのぞいたが特に変わった様子はない。気にはなったがそのまま仕事を続けたところ、テレビで速報が流れた。

 豊平区で爆発、負傷者が複数いる模様という。

 負傷者の数は43人にふくれあがった。鎮火は午前2時10分。

 一夜明けるとその惨状が明らかになってきた。不動産仲介会社は木っ端みじんという言葉があてはまるだろう。居酒屋も2階の床が抜け、看板が下に落ちている。

 規制線が張られ、現場写真を撮影する場所を探していたところ、知人からメールが入った。

 その方の取引先の事務所が規制線の内側にあるという。爆発元の不動産会社の路地をはさんだ隣のビルだ。知人のお見舞い訪問に許可を得てついて行くことになった。現場検証する消防や警察署員の脇を通りビルに入る。入り口のガラスドアが粉々になり、その破片は階段にも飛び散っている。歩くたびにバリっとガラスが砕ける音がする。

 2階廊下にはクリスマスの飾りが落ちていた。2階のはめ殺しのガラス窓も粉々に砕けており、爆風で飾りも飛ばされたのだろう。訪問した事務所の爆風で建物がゆがんだのか扉が開けにくくなったという。