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秘密の「刺殺組織」結成の動きも…金正恩氏は訪韓して大丈夫か (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長の初の訪韓が年内に実現するかどうか話題となるなか、韓国社会では賛否両論が巻き起こっている。一部からは「金正恩を刺殺する」という過激な声まで出ている。

 金正恩氏は9月に平壌で行われた南北首脳会談で、訪韓の意思を表明した。しかし、タイムリミットは目前である。

 北朝鮮にとっては大イベントのひとつである、金正日総書記の命日(12月17日)が控えている。少なくとも17日が過ぎるまで、金正恩氏は訪韓の意思を明らかにできないだろう。加えて人権問題や様々な国際環境に照らせば、年内訪韓は困難に思える。何よりも、北朝鮮側の熱が冷めてきているようにも見える。

 (参考記事:「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

 それにも関わらず、韓国内では金正恩氏の初訪韓は既定事実のような伝えられ方もしている。たしかに、韓国で文在寅氏の対北政策は概ねを支持されている。とはいえ、韓国社会で北朝鮮、そして金正恩氏に対する抵抗感は根強い。とりわけ3万人いるという脱北者のなかには、激しい人権侵害が常態化している拘禁施設から逃れてきた人もいる。

 (参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

 北朝鮮の人権侵害による被害者らが、金正恩体制に対して怒りと恨みをもつのは当然だろう。一部の脱北者団体や保守団体は金正恩氏を「刺殺」するとして、組織化に乗り出しているとされる。

デイリーNKジャパン

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