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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「聖」》障害者に心を寄せられ (1/2ページ)

 来年4月末に迫った天皇陛下のご譲位まで、残すところ4カ月余り。両陛下がこれまで継続してこられた恒例の公務が次々と、“最後の機会”となっていく。

 宮内庁担当記者として、人々と触れ合われる両陛下の優しいお顔を見るにつけ、寂しさが増す今日このごろだ。

 先日の取材現場でも、胸に迫る場面があった。両陛下は6日、例年と同じく、障害者週間(12月3~9日)に合わせて、障害者施設を訪問された。今年は東京都国立市にある知的障害者の福祉施設「滝乃川学園」で、高齢の女性たちが洗濯物をたたむ作業などをご覧になった。

 「きれいにたためましたね」「こっちは難しそうね」と、にこやかに励まされる天皇陛下。皇后さまも「お仕事、見せてくださる?」と一人一人の作業を見守られた。

 その中で、皇后さまの顔を不思議そうに見つめる一人の女性がいた。

 女性「お名前は?」

 皇后さま「美智子です」

 女性「正田美智子さん! 知ってる! 馬車に乗ってた」「23日、誕生日。2月の、赤ちゃん、浩宮徳仁さん」

 皇后さま「ずいぶん前のことを覚えていてくれて、ありがとう」

 気さくに、臨機応変に、優しくすべてを受け止められる。皇后さまのお人柄がにじみ出るようなやりとりだった。