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ファーウェイCFO、カナダ当局が拘束 創業者の娘、米国に移送へ

 これも米中貿易戦争の一環だろう。カナダ司法当局が5日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)の孟晩舟容疑者を西部バンクーバーで1日に拘束したと明らかにした。米国の要請に基づく拘束だという。

 米メディアによると、米司法当局はファーウェイが米国による対イラン制裁に違反した疑いがあるとみて捜査している。孟容疑者は、創業者で人民解放軍出身の任正非・最高経営責任者(CEO)の娘。身柄は米国に移送される予定。

 ファーウェイは世界有数のスマートフォンメーカー。同社は6日、コメントを発表し「国連などの輸出規制や制裁規定を含み、当社が事業を行う国と地域の全ての法規制を順守している」と強調した。

 トランプ政権は、米国で普及している中国製通信機器を通じて、軍事や産業の機密情報が盗まれることへの懸念を強めている。

 4月には米商務省が、中興通訊(ZTE)が北朝鮮やイランに対する輸出規制に違反したとして米企業がZTEに製品を輸出するのを禁じると発表した。