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【室谷克実 新・悪韓論】「韓国から学校体育が消滅!?」の情けないワケ 兵役も「鍛える」一転「楽しい軍隊」に (1/2ページ)

 「強靭(きょうじん)な体力は国力だ」とは、韓国の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の言葉だ。韓国は少なくとも、全斗煥(チョン・ドゥファン)政権まで、スポーツエリートの育成とは別に、学童・学生の体育を重視してきた。

 しかし、いまや文在寅(ムン・ジェイン)政権が進めるのは「朴正煕」的なるものの一掃だ。韓国から学校体育が消滅するのも時間の問題かもしれない。スポーツをすることなく育った人間、大部分が美容整形手術を受けた人間…。韓国はますます“異様な国”になっていくのだろう。

 韓国は受験戦争大国であり、米国をしのぐ訴訟大国だ。さらに、「ヘリコプターママ」と称される父母がたくさんいる“親バカ”大国でもある。

 そうしたなかで、体育の成績評価は大学受験の際の内申書にないとなれば、「学校から体育の時間をなくせ!」との要求が出るのは当然だ。

 その要求を無視して(学校教育関係の規定に従い)行われた体育の授業で“うちのかわいい僕ちゃん”が転んで、ヒザをすりむいたりでもしたら…。ヘリコプターママは学校に抗議に押し掛けるどころか、「学校と担当教員は謝罪し、賠償しろ」との訴えを起こす。

 だから、学校も教員も、体育から逃げていく。生徒が「風邪です」と言ったら、そのまま認める。

 文化体育観光省の公表資料によると、10代の女性の72・9%、男子の46・5%が日常生活で運動をまったくしていなかった(朝鮮日報2012年12月18日)。

 高校では週に3時間の体育の授業をすることになっているが、守っている高校は25%(朝鮮日報18年11月4日)。その25%の高校も、実際にはズル休みの生徒ばかりの授業であるわけだ。

 しかし、こうした傾向は、文政権の本音と合致している。彼らからすれば「学校体育=朴正煕以来の積弊」なのだから。

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