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【新・カジノ情報局】競馬とカジノの“融合” 売上げアップで経営難脱す (2/2ページ)

 リゾートワールドは競馬場に併設された「レーシノ」(レース+カジノの造語)であり、競馬とカジノの融合をうたい文句として近年増えてきている形態だ。こうしたものが造られるようになったのは、カジノではなく競馬のほうに事情がある。

 アメリカではひと頃の不況により競馬人気がガタ落ちし、経営困難になる競馬場が増えた。ぼくが行った日のアクアダクト競馬場はレースがなく、別の競馬場での馬券を売る場外馬券売り場の日だったが、それにしてもお客さんは少なく、うら悲しい地方競馬のようで、人間より鳥のほうが多いくらいだった。

 聞けば、GIのような大レースがなければ、たいていこんなもんらしく、競馬だけでは経営が立ちゆかないというのも本当だろうと思えた。

 そんな状況を改善するために考え出されたのがカジノを併設するというアイデア。これにより全体としての売り上げがアップし、経営難を脱した競馬場があるのも事実だ。

 アクアダクト競馬場とカジノは中で直結されており、行き来も自由。さっそく入ってみると、そこには見慣れぬ光景が広がっていた。(作家・松井政就)

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