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【金正恩への直言 拉致40年】拉致問題対策本部長・山谷えり子議員「『普通の国』になる勇気をもってほしい」 (1/2ページ)

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 すべての拉致被害者の即時帰国を「使命」に掲げる安倍晋三首相は、救出への道筋をどう描いているのか。安倍内閣で2014年9月から15年10月まで拉致問題担当相を務め、現在は自民党拉致問題対策本部長の山谷えり子参院議員に聞いた。

 「北朝鮮の『核・ミサイル』開発が看過できない状況で、安倍首相が引っ張ってきた拉致問題への関心が国際社会で高まっています。現在は、最も解決への糸口をつかむ機会にあるのではないかと思います」

 山谷氏は、拉致がまだ「事件」ではなく「疑惑」とされていたころから、1人のジャーナリストとして救出活動に奔走していた。

 国民の命を救えない国家に問題意識を感じ、「拉致問題解決と憲法改正がない限り、主権国家としての土台は脆弱(ぜいじゃく)だ」と考えたことが、政治家を目指す理由の一つとなった。

 安倍首相は、父、晋太郎外相の秘書時代から拉致問題に取り組み、被害者救出運動を支え続けてきた。12年12月の政権奪還以降、より戦略的に、被害者救出への道筋を描いてきた、と山谷氏はみる。

 「平和安全法制や特定秘密保護法ができてから、日本に情報が多く来るようになり、各国との連携が深まりました。そのなかで、安倍首相は拉致問題を解決する機会を捉えようとしていると感じています」

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