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氷点下33度、最果てリゾート「寒すぎる写真」が誘う不吉な予感 (1/2ページ)

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、金正恩党委員長が中国との国境に近い三池淵(サムジヨン)郡を視察したと伝えた。金正恩氏が同郡を視察するのは、今年3回目だ。

 三池淵郡は北朝鮮で「革命の聖地」として知られるとともに、風光明媚な景勝地でもある。金正恩氏は東海岸の「元山葛朝(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」と並び、同郡の観光開発プロジェクトを最重視していると見られる。

 9月に行われた南北首脳会談に際しては、金正恩氏らが文在寅大統領を三池淵(サムジヨン)に案内。池のほとりで行われた昼食会は、実に心地良さそうだった。本格的な開発が行われるならば、観光地としてのポテンシャルは高いものがあるだろう。

 ただし、観光地として成功するためには「本格的な投資」も必須となる。北朝鮮の建設プロジェクトでは手抜き工事が横行しており、安全性に敏感な外国人観光客を大量に誘致するなら、信用の高い外資の参加が不可欠だ。

 (参考記事:金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

 それだけではない。北朝鮮においては「最果ての地」のひとつとも言える三池淵は、冬場が問題なのだ。この一帯の平均最低気温は、最も寒い1月で氷点下24度にもなり、日中も氷点下11度までしか上がらない。大寒波に襲われた昨年12月には、氷点下33度を記録している。

デイリーNKジャパン

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