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【日本は太陽・中国は月】中国は日本の善意を理解できるか? 朝鮮半島の政治家は無視せよ (1/2ページ)

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 世界が注視した安倍晋三首相の中国公式訪問(25~27日)は大成功に終わった。日本の首相の訪中で、これほど注目されたのは、国交正常化交渉のために行われた田中角栄首相による1972年以来だ。

 気味が悪いほどの歓待で、国賓級の待遇だった。中国のマスコミも、日本による経済協力がいかに中国の経済発展に寄与したのかを「感謝」という言葉とともに報じ、安倍首相を「優れたリーダー」として持ち上げた。気味が悪いくらいだ。

 米中貿易戦争や、ウイグル族の強制収容所問題で、すっかり、「中国=悪の帝国」というイメージが定着するなか、安倍首相に仲介役を期待してのことだろう。下心が見えすぎだが、せっかくの雪解けムードなのだから、警戒しつつもこれを生かしたい。

 今回の訪中では、「競争から協調へ」「脅威ではなくパートナー」「自由で公正な貿易体制の発展」とする、3つの新たな原則が確認された。

 しかし、大事なのは、日中関係を世界の中で、どう位置付けていくかだ。

 この連載では、古代からの日中関係を論じてきた。近代についていえば、欧米的な先進国としての脱皮に先行して成功した「太陽である日本」が、「月である中国」にモデルを提供し、中国の近代化に貢献してきた。

 中国がこれを感謝し、日本を仲立ちとして先進国世界の秩序の中に、追随して入っていけば、すべてはうまくいくはずだった。

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