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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】トランプ大統領の「中韓・損切り」を邪魔するな 衣食足りて民主主義を知る、とならなかった中国 (2/2ページ)

 さらに、国連入りも支援した。中華民国(現在の台湾政府)が、日本と戦って獲得した「戦勝国」と「国連安保理常任理事国」という特別な戸籍を「背乗り」させた。実は「1つの中国政策」を否定すると、PRCは戦勝国である中華民国と戦ってきた敵国になるのだ。

 歴代米大統領は、PRCへの迎合体質を改善できなかった。抗日連合会や孔子学院の動向を見る限り、米国内にも巨大市場の魅力に魅せられただけなく、賄賂やハニートラップにハマった政治家や政府関係者、学者、経営者、メディア関係者などが相当数いる。

 PRCは最初から、「衣食足りて覇権を目指す」国だった。雌伏していた20世紀に作られた国際組織やルールを、利用はするが尊重する気はない。

 トランプ氏はビジネスで大成功した人物だ。有能なビジネスマンは、敵を倒す有効な手段があれば何でも使うし、冷酷な「損切り」もする。

 米国は今や、PRCの打倒だけでなく、韓国も含めた損切りを覚悟した。日本は温情的な「買い支え」をすべきではない。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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