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【高橋洋一 日本の解き方】“北朝鮮寄り”で前のめり韓国 「旭日旗」にも難癖…不満のはけ口として日本を利用か (1/2ページ)

 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が対北朝鮮の制裁解除を検討すると発言し、謝罪に追い込まれた。韓国をめぐっては、ローマ法王の訪朝要請を伝えるなど、北の代弁者となっているとの批判もある。その背景は何か。北朝鮮の非核化に支障は出ないのか。

 康外相は、「北朝鮮への制裁解除を検討している」と述べたが、韓国は北朝鮮の非核化が進展するまで制裁を維持する立場を堅持すると指摘されると、すぐに発言を訂正し謝罪した。このような基本方針すら忘れるようでは、外相失格であろう。思わず本音が出たとすれば大問題である。

 さらに驚いたのは、韓国大統領府が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がローマ法王フランシスコを平壌(ピョンヤン)に招待する意向を明らかにしたことだ。北朝鮮とバチカンは正式な外交関係がないために、韓国が北朝鮮の代弁をしたというのだ。

 ただ、北朝鮮は、カトリック教徒に対して虐待を行っていると国連などで報告されている。カトリック教徒はほとんどいないうえ、虐待までしてきた北朝鮮にローマ法王がどう接したらいいのだろうか。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が敬虔(けいけん)なカトリック教徒だとしても、かなり前のめり感が強く、飛躍した話が出てきたものだ。

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