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中国共産党幹部が自公議員に驚愕提案「両国の世論形成をリードしていこう」 日本に“メディア規制”呼びかけ

 中国共産党の高官が、驚くべき提案をした。自公与党の幹部に対し、両国メディアの規制を呼びかけたのだ。「言論の自由」「表現の自由」が存在しない、共産党一党独裁国家の恐ろしさがあらわになった。

 自民、公明両党と中国共産党の定期対話「日中与党交流協議会」が10日、北海道洞爺湖町のホテルで始まった。

 中国共産党の宋濤党中央対外連絡部長は講演で、日中関係発展のために両国の与党が政治的リーダーシップを果たしていく必要があると訴え、「与党は各国の政策の源だ。民意と世論をリードする役割を持っている」「メディアに真実を報道するよう働きかけ、正しくない情報は訂正してもらう。両国が客観的、理性的に相手の国を見るよう、世論の形成をリードしていく」と語ったのだ。

 中国では、メディアは党の「喉と舌(代弁者)」とされているうえ、習近平国家主席の就任以降、言論統制は進んでいるという。

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で「報道の自由は国際社会において普遍的価値であり、いかなる国にあっても保障されるべきだ」と述べ、宋氏の発言に否定的な考えを示した。

 交流協議会に参加した衆院議員も「宋氏の真意を確かめてみないと、何とも言えない」と戸惑いの表情をみせた。

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