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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「爽」》爽快な気分になれるか 大阪万博誘致ラストスパート

 「大阪に万博なんて無理でしょ」「負けそうな気がする…」

 最近、こうした気弱な声をよく聞く。日本人は悲観論者が多い、とも聞くが、「絶対に大阪で間違いない」と確信が持てないところが悲しい。

 パリの博覧会国際事務局(BIE)で開催地を決める選挙が11月に迫る中、ライバル国との争いはいよいよ最終章へ突入した。日本以外に誘致に名乗りを上げているのが、ロシアとアゼルバイジャンだ。どちらが強力なライバルか、というとやはりアゼルバイジャンだろう。

 アゼルバイジャンではこれまで万博が開催されたことはない。日本が過去に大阪や愛知で万博を開催したことがあり、2020年には東京五輪というビッグイベントを控えているのと比べると、大国ではないアゼルバイジャンでの「初開催」という魅力は大きい。また、豊富なオイルマネーによるアフリカなど途上国への経済支援策を打ち出しているのも警戒しなければならない。したたかな戦略を取ってくるにちがいないからだ。

 もちろん、日本も途上国が万博に参加しやすいよう資金面での支援は行うが…。

 しかし、ここで腰が引けていたらだめだろう。11月23日の開催地決定選挙までにはまだ1カ月以上ある。10月早々には、吉村洋文・大阪市長らも誘致活動のラストスパートのため、パリへ渡る。大阪で開催する万博のテーマや意義、そして誰もが参加しやすいものであることを十二分にPRして、絶対に勝ち取るという意気込みで臨んでほしい。

 9月下旬になり、涼しい風が吹くようになった大阪。ふと空を見上げると見事な秋晴れだった。開催地が決まるのは11月。爽快な気分になれるよう、誘致のラストスパートに期待したい。(有)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。10月のお題は「爽」です。