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衆院・参院・改憲の「トリプル選」に!? 安倍首相、悲願の改憲へ“究極戦術”決断か 内閣改造 (1/3ページ)

 第4次安倍改造内閣が3日、本格始動した。安倍晋三首相はデフレからの完全脱却のためにアベノミクスを継続し、「生涯現役世代」実現に向けた社会保障制度改革に着手し、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決にも全力を挙げる。こうしたなか、安倍首相が来年夏の参院選に、衆院選をぶつける「ダブル選」や、憲法改正の国民投票も合わせた「トリプル選」に踏み切るのではないか-という観測が浮上している。悲願の憲法改正を成し遂げるためにも、究極の戦術を決断するのか。

 「自民党がリーダーシップを取り、次の国会に改正案を提出すべきだ」

 安倍首相は2日夕、皇居での認証式を終えた後、官邸で記者会見し、憲法9条に自衛隊を明記する憲法改正案について、こう語った。

 衆参両院での改憲案発議を受けた国民投票の時期をめぐっては、「国会の議論次第だ。与野党の幅広い合意を得られるよう努力する」とだけ述べた。

 憲法改正には、(1)衆参憲法審査会で改正原案を可決(2)衆参本会議で3分の2以上で可決し、発議(3)国民投票運動期間(60日~180日間)(4)国民投票の過半数で決定(5)天皇陛下が直ちに公布-という段取り・手続きが必要となる。

 安倍首相は、具体的スケジュールについては明言していないが、麻生派議員が自民党総裁選前の8月下旬、「(来年夏の)参院選までの国民投票実施」を求める政策提言を行った際、「考え方は基本的に同じだ」と応じた。

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